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マウイ島カパルア

旅のブログ、最初の旅先はハワイのマウイ島カパルアです。

マウイ島はかつてのハワイ王国の首都があった島で、ハワイ王国の首都が置かれたのは捕鯨基地でもあったラハイナ、ビーチリゾートとしては、カパルア、カアナパリ、キヘイ、ワイレア、ハナなどが有名です。
海のアクテビティとしては三日月型をしたモロキニ島での美しいサンゴ礁を眺めながら潜れるシュノーケリングツアーやホエールウオッチングなどが楽しめます。

また標高3,055mのハレアカラ火山やイオア渓谷など海だけではなく山間部も見どころが多い島です。
食べ物としてはマウイオニオンが有名で生で食べても甘くておいしいです。
日本だと淡路島産の新玉ねぎに似た感じです。

カパルアビーチ

マウイ島に行くのはカパルアで二度目です。
初めて行ったのはン十年も前でその時は、今回、滞在したカパルアから少し南下したカアナパリというこちらもマウイ島を代表するリゾート地で過ごしました。
ここもカパルア同様、美しいビーチでホテルやコンドミニアムがあり世界中から旅行客が来るところです。
美しい海を眺めながらのんびりとした時間を過ごせたことが思い起こされます。

この時は、2月に行ったのですがちょうどマウイ島近海にクジラが北から南下している頃で、ホエールウォッチングツアーが盛んに行われていて私もツアーの船に乗りホエールウォッチングに行きました。
しかし、ホエールウォッチングの船に乗らなくても海沿いを車で走っていてちょっと小高いところを通る時に、海を見ると普通にクジラを見ることができました。

地元の条例で船はクジラには近づいてはいけないことになっていて、一定の距離を保つため遠目にクジラを見ることになるのですが、私が乗った前日のツアーは、クジラが船に近寄ってきたため、まじかでクジラを見ることができたと船員さんが話していました(実はこの前日のツアーを予約していたのですが、ホテルがあるカアナパリからツアー船が出るラハイナの港まで思ったより車で時間がかかり出港時間に間に合わず、翌日に予約をし直していたのでした(残念))。

このホエールウォッチングのツアー船がでるラハイナは、冒頭でも書いたようにカメハメハ大王でも知られるハワイ王国の首都が置かれ捕鯨が盛んな港でした。

今のアメリカ(欧米)は

『捕鯨なんてとんでもない』

という立場ですが、当時はクジラから取られる油(鯨油)を求め日本近海も含め世界中で捕鯨が盛んに行われていました。
1853年、アメリカ海軍のペリー提督率いる艦船(黒船)が日本に来たのも、太平洋の反対側に捕鯨船の補給基地を求めるため開港要求しに来たとの話です。

このかつての捕鯨基地ラハイナの町には、「ホエラーズビレッジ」という大きなショッピングモールがあります。
私がこのホエラーズビレッジで買い物をしていたところ、当時、プロ野球の西武ライオンズがマウイ島で春季キャンプを行っていて、その日がちょうど休日だったようで選手たちが買い物に訪れているところに遭遇しました。
当時、テレビで見ていたプロ野球選手たちが目の前にいることにびっくりした記憶があります。

で、前段が長くなりましたがカパルアの話です。

カパルア

滞在したカパルアはマウイ島の北西部に位置し、高級リゾートとして有名なところです。
ゴルフが好きな方なら知っている方もいると思いすが、例年、1月の初めにアメリカ男子ゴルフツアーの前年のトーナメント優勝者等にのみに出場資格がある「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」という大会が開催されているプランテーションコースは、このカパルアにあります。
以前は「メルセデス選手権」や「ヒュンダイ選手権」などと冠スポンサーにより大会名がいくつか変わり、現在は金庫などを扱うセントリー社がスポンサーとなり「セントリートーナメントオブチャンピオンズ」という大会名になっています。
1999年からマウイ島の「プランテーションコースatカパルアリゾート」で開催され、今年(2023年)は日本の松山英樹選手も出場していましたね(結果は21位タイ)。

カパルアのゴルフコース(プランテーションコースではありません)

私がカパルアに行ったのはもうだいぶ前ですが、写真も交えながら思い出を書きたいと思います。

まず初めに、マウイ島への行き方ですが、マウイ島へは日本からの直行便が無いため、ハワイの玄関口、オアフ島のホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)で乗り換えマウイ島へ行くことになります。

ホノルル国際空港 国際線から国内線乗り場へ移動中

マウイ島のメインの空港は、島の中央あたりにあるカフルイ空港ですが、私がカパルアに行った時は、ホノルルからカフルイ空港ではなくカパルア空港へ行く飛行機でした。

カパルア空港は小さな飛行場で、ジェット機は乗り入れできず、乗った飛行機は定員が20人に満たない位の小型のプロペラ機でした。
ジェット機だとホノルルから30分くらいでマウイに着きますが、この時は1時間近く飛行機に乗っていた記憶があります。
ただ、空港名の通り、カパルアリゾートに近く空港から車で15分位でホテルに着きました。

初めてマウイ島へ行った時は、ホノルルからカフルイ空港へ行き、空港でレンタカーを借りて滞在先のカアナパリへ向かいましたが、空港から車で1時間ほどかかりました。
ですので今回は空港からの移動が楽でした(しかし、この時はホノルル空港で私のスーツケースを飛行機へ積み漏れるという事態が発生。
空港で出迎えてくれた旅行代理店の方は、
「次の便で届くから大丈夫!」
と簡単に言うのですが、とても不安だった記憶があります。
実際、ホテルに到着してしばらくしてから部屋に私のスーツケースが届き安堵したのを覚えています)。

カパルアビーチ(奥に見えるのはモロカイ島)

このカパルアへの旅行は、JTBのホテルと飛行機のみを予約する個人旅行タイプのパッケージプランで行きました。
ホテルと飛行機のみの予約ですが、空港からホテルまでの送迎サービスも含まれているので助かります。

昔、ニューヨークへ行ったときもJTBのホテルと飛行機のパッケージプランで行きましたが、この時もホテルへの送迎がありました。
ニューヨークでの送迎は10人乗り位のバンに数組まとめて乗り、日本人のガイドの方が運転し、それぞれが泊まるホテルに順番に送っていくスタイルでしたが、カパルアへの旅行時は、1組ずつ送迎車が用意され、宿泊するホテルへ送ってもらいました。

海外旅行でホテルへの送迎が含まれているのはありがたいです。
2019年5月に中国の四川省成都へ旅行へ行ったのですが、当時、ANAが成都に直行便を飛ばしていたので航空券はANAのサイトで予約、ホテルは直接、ホテルのサイトで予約して行きました。
ANAの成都への到着時間が22時過ぎ、入管手続きなどを考えると23時頃空港を出るスケジュールになるのですが、事前に現地の地下鉄を調べると成都国際空港に乗り入れている地下鉄はその時間はもう終電。
中国語でタクシーに乗る勇気も無く、この時はホテルに追加料金を払って送迎をお願いしたことがあります。
そのためあらかじめプランに送迎が含まれているのは、外国語があまりできない私には助かります。

このようにカパルア空港から向かったホテルの話をしたいと思いますが、長くなるので次回にしたいと思います。
このブログがこれをお読みのあなたのお役に立てればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!

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