2023年のゴールデンウイークは、各地に人出が多く出ているというニュースが流れ、コロナには注意が必要ですが、以前のような生活に戻りつつあるようです。
海外からの観光客も戻ってきているようで、都内にいると多くの旅行者を目にするようになりました。
これまで数回にわたりハワイの話を書きましたが、今回は国内の話を書きます。
今回ご紹介するのは、雪の穂高連峰と新緑が美しい春の上高地です。
上高地は長野県松本市にある山岳リゾートとして有名な観光地です。
また、穂高連峰や槍ヶ岳など北アルプスの南側に位置する山々の登山口でもあります。
標高は1,500mと高く冬は雪で閉ざされており、2023年は4月17日に上高地に通じる道路が開通し、一般の方も来ることができるようになりました。
冬も上高地に入ることはできますが、上高地に通じる道は閉鎖されており麓から徒歩でしかアクセスできず、また、各施設も閉鎖されているため一般の旅行客が行くことはまずありません。
上高地へのアクセスですが、通年マイカー規制がされており自家用車で上高地へ行くことはできません。
車で行く場合は、長野側からは松本の沢渡(さわんど)地区内にいくつかある駐車場に、岐阜側からは平湯温泉にあるアカンダナ駐車場に車を止め、バスかタクシーで行くことになります。
電車の場合は、松本からは松本電鉄に乗って終点の新島々(しんしましま)駅で上高地行のバスに乗り換え、岐阜側からは高山駅からバスで平湯温泉バスターミナルへ行き、そこで上高地行のバスに乗り換えて行くことになります。
時期によっては松本駅や高山駅からの直行便もあったりするので調べてみてください。
また、新宿などから高速バスで上高地へ行く方法もあります。
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私は何度も上高地へ行っていますが、最初の頃は東京から車で行き、前日に白骨温泉や乗鞍温泉に宿泊、翌日、沢渡の駐車場に車を止めてバスで行っていました。
しかし、途中から岐阜の平湯温泉まで行って泊まり、翌日、上高地に行くようになりました。
また、週末に行くことがほとんどで東京から車で行くと、日曜の夕方、中央自動車道の小仏トンネルの渋滞に引っ掛かり運転が大変で疲れるので、松本まで新宿から特急あずさで向かい、松本でレンタカーを借りて平湯温泉へ行くようになりました。
こうすることで帰りは松本駅周辺のそば屋で飲むことができ、帰りのあすさの中でもビールを飲めるので何かと好都合です。
(学生時代に池波正太郎の本をよく読んでいた影響で、「そば屋=明るいうちから飲めるところ」という認識の私には、車で松本に行っていた時のそば屋でお蕎麦だけ食べて店を出るというのが違和感だらけでした)。
松本から平湯温泉へは山を越えて行くことになるのですが、今は国道158号の安房(あぼう)トンネルを通れば簡単に行けます。
上高地へ行くのに岐阜の平湯温泉から行くようになったのは、上高地からバスで帰る時に、沢渡行きのバス待ちの行列が長く、それに比べ平湯温泉行きのバス待ちの行列が短く、調べてみると松本から白骨温泉や乗鞍温泉に行く時間と、松本から平湯温泉へ行く時間が30分も変わらないことから、一度、試しに平湯温泉の旅館に泊まったのがきっかけでした。
今は、上高地からの帰りのバスは、上高地に到着した際に予約をするシステムになっているので、バス待ちで並ぶ必要は無くなりました。
私がいつも平湯温泉で泊まっている旅館は、全部で20室ほどの小さな旅館ですが、子供の宿泊は中学生以上からとしているため、静かで、また温泉の湯量が豊富で、風呂場もそんなに大きくはないのですが、宿泊客で混み合うことがほとんど無く、また食事が飛騨牛を中心としたメニューでありながらリーズナブルなため、上高地に行く時は平湯温泉から行くようになりました。
平湯温泉からはアカンダナ駐車場に車を止めバスに乗ると書きましたが、私がいつも泊まっている旅館は、平湯温泉バスターミナルのすぐ側にあり、またチェックアウトした後も、夕方位まで車を駐車場に止めさせてもらえるので、それに甘えさせてもらっていました。
バスに乗って上高地に行く場合、左側の座席に乗るといいです。
理由は、上高地バスターミナルへ向かう道が、梓川の左岸沿いにあり、バスの左側の車窓に、焼岳、大正池、梓川、穂高連峰を見ることができるからです。
もちろんバスの右側座席でも見えますが、左側の座席のほうが景色はいいです。
上高地に着くと歩いて5分くらいのところに河童橋があります。
ほとんどの観光客が、河童橋近辺だけを見て帰ってしまうのですが、それではもったいないです。
少し歩きますが他にも見どころはたくさんあるので、次のブログでご紹介したいと思います。
この記事が次の旅行のヒントになればうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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